♯027 「厳選」

  • 2016.05.25 Wednesday
  • 18:09

コーヒー豆と立候補者に関する考察。



♯027 「厳選」

この言葉を、わたくし勘違いしておりました。
上質なもの、優れたもの、あるいは高価なものを選び抜くことが厳選だ、と。
勘違いに気づかされたのは、コンビニで提供されるコーヒーのCMです。
その訴求コピーは、……厳選した豆だけを使った入れたての、云々……という文言で、さぞかし香り高くコクのある深い味わいだろうなと想像してしまったのです。
でも待てよ。そんな厳選イメージの豆を使って、あの安さは無理、無理。
つまり、厳選という言葉への勘違いに原因がある。

厳選の意味は:規準に合うものだけを選び情実をいれないこと(新明解国語辞典):厳重な基準によって選ぶこと。いい加減なことを許さないこと(岩波国語辞典)とあります、

そうか。キーポイントは、規準=基準ですね。コンビニでの提供価格に見合った規準の豆を選んでいるわけで、確かに、厳選したとは訴求しているが、上質な豆を使っているとはひと言もいっていない。故に、安いけどおいしいとは限らない。

見えてきましたよ。厳しく選ぶことの本質が。

わたくしたちは、選挙でいつも厳選を求められます。
投票に際して情実を加えたり、いい加減であったりしてはいけない。
肝心なことは、自らの規準をしっかりともつことができるかということでしょう。
有名だから、頼まれたから、雰囲気でなどというなは、規準として許されるものではない。
なのに、実態はどうでしょう。
昨今の都知事の政治と金の問題では、果たして都民は確かな規準をもって投票したのでしょうか。だってそうでしょう。圧倒的な得票数をもって当選したのに、この体たらく。対して、辞めるべきだという人の割合が90パーセント以上もあるというのです。選んだ規準は何だったのでしょう。

このことは、今後のすべての選挙において考えるべきことですね。
コンビニの厳選された豆を使ったコーヒーなら「まあ、こんなもんか」で済まされますが、選挙では許されませんから。
何をするにも厳選は、重要です。さらには、情実に左右されない規準をもつことも世のため、かも。


 
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