♯030 「信頼関係」

  • 2017.01.11 Wednesday
  • 14:02

 

トランプを楽しむ関係、なんだね

 



♯030 「信頼関係」


どうにも気になって仕様がありません。
一国の首相が、大統領候補になったばかりの人に合いに行き、その人との「信頼関係が築けたの、云々…」と口にしていたこと。それとは別に、領土問題等の会議に思いっきり遅刻しても謝罪すらしないもう一人の大統領に対しても、「信頼関係を云々…」と連発していたこと。
一連の発言を聞いて「信頼」の意味が変わってしまったのかと気になるのです。
相互に信じて、頼りあえてこその関係について用いる言葉なんですがね。

新明解国語辞典には、信頼:その人を信じきってすべてを任せること、とあります。他人を信じきるなんてあたやおろそかにできるものじゃない。
1度や2度合っただけで、ましてや大統領としての資質を疑いたくなるような言動を軽々しく行ってしまう人物を、軽々しく信じていいものでしょうか。

新たな関係を構築する、これまでの関係を改善するという用い方こそ適切な物言いのはずです。信頼は、ずっとずっと後の話、でしょ。
そもそも、政治の世界に相手を信ずるという行為があるのでしょうか。
信じているように見せかける、そう、本意を言わず見せかけがうまい人たちを政治家というのでしょうから、信頼関係という言葉とは無縁のはず。

たよりにできるとして信ずること:が「信頼」だという岩波国語辞典を素直に信じない世界が政治だとすれば、、、わかった!
信ずることはできないが頼らざるを得ない関係、疑いを抱きつつも助けてくれるものとしてよりかかる関係、これこそが信頼関係だったのですね。
ならば、首相の言葉遣いに誤りはない。
政治家同士の言葉遣いは裏をみるものなんですね。トランプも裏は、すべてが同じ模様だから、エースもジョーカーも見ただけでは判別できない。
そうとなれば、相手の顔色を見て腹を探り、そのうえでの駆け引きがすべてとなる。

信頼の意味を表で捉えていましたが、政治のこととなれば裏がある、裏こそ政治と理解すれば、一国の首相はまことに信頼できる人物なわけですね。
気になっていたことがすっきりしました。



 

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