♯033 「人づくり改革」

  • 2017.09.20 Wednesday
  • 12:01

あなた、つくられる人?

 



♯033 「人づくり改革」


まことに怖いことです。
時の政権が人をつくるという政策を打ち出したのです。勝手でごう慢な発想はどこから生まれたのでしょうね。

「つくる」は、“手を加えてもとと違ったものに仕上げる『岩波国語辞典』”、“
材料にあれこれ手を加えて目的の物にこしらえ出す『広辞苑』“という意味。
国民を、材料と見立ててそれまでと違った、政権の目的に即した人にこしらえ直すためにあれこれ手を加える、そのために制度を改め変えようということを打ち出したのですから、もう恐怖以外の何ものでもありません。

政権に反対でもするものなら、またデモや集会に参加するものなら、直ちに「人づくり改革」に基づく怪しい制度によってことごとく取り締まられ、挙げ句に思想や行動までも変えられてしまう。従わなければ壊される。
人づくりという言葉は、そういう意味をしっかりと表わしているのです。

尊重すべき多様な意見・意思を無視する政策を平気で実践しようという政権ですから、これまでのように改革には巧妙、否、姑息な手口を駆使するのでしょうね。
ひとつは、甘い言葉です。女性の活躍を推進します。教育費を無償にします。年金は大丈夫……。国民が抱く数々の不信に対しては、ご理解いただけるようにていねいに説明します、などなど。探せばまだあるのでしょうけど、騙す手口ですね。
むろん、騙される側にも油断があるわけですが、残念です。

人は、つくる対象ではありません。自律、そして自立し、善悪の判断ができ、権利と責任を果たし得る人格者に育てることこそが第一ですから。
一人ひとりの人権を認め尊重した政治を執り行うことが政権を有する側に望みたいわけですが、どうもそちらの方向ではなく、権力を我が力と勘違いし恐怖を隠し、制度に従順な人だけのための政治を意図している。
ドイツにもそういう人がいましたね。

あえて「人づくり改革」を行うとしたら、その対象は政権の域にいる人たちに絞り込みたいものです。民主主義を勉強させて国民の声に耳を傾け、うそはいけないこと、大義のない解散は卑劣であると認識できる人に仕立てるために。

 

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